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2008年5月 1日 (木)

ノラ犬人生

自分の人生を振り返って、ノラ犬人生だったし、これからもそうだろう、と思います。別に悪い意味ではありません。こういうのが、自分の性に合っているのです。

カッコよく言えば、昔から群れるのが嫌いな一匹狼です。でも、一匹狼なんて、そんなにカッコよくないので、ノラ犬で十分です。立派な組織の中枢に居座るのは苦手です。暖かい檻の中よりも、風雨に晒されても、野に放たれて自由にやってるのが性に合っています。

花でも、花壇や鉢などで大切に育てられている立派な花は苦手です。散歩の途中に道端や田圃の畦道で見かけるような、ひっそり人知れず咲いている野の草花の方に惹かれます。

人間でもそうで、勲章には全く興味がなく、逆に、講演会などの講師の略歴に黄綬褒章受賞などと書いてあると、そういうことに拘って略歴に書いてるということは、自分とは感性が違う人なのだろうなと、ちょっと引いてしまいます。

まあ、発明家には、こういう、ノラ犬(というか一匹狼)タイプの人が結構多いのではないでしょうか?僕はそう感じます。僕は、もう半世紀、こうやって生きてきました。こういう風が気持ちいいので、これからも、こうして生きていくつもりです。

話は違いますが、「一匹狼」というのは、狼の世界で本当にいるようです。少し前に見たNHKの「ダーウィンは見た」という番組でやってました。

狼は、普段は家族・親戚などのグループで群れて協力しあって生活していますが、あるとき、その中の若い狼がプラッと一人旅に出ることがあるようです。どういう理由か、自分の嫁さんを探すためか、それとも別の目的か、特に目的はないのか、よく分かりません。ただ、プラッと一人で群れから離れます。そして、一匹で旅をしながら生きていきます。

そのテレビの番組もそうでした。オスの若い狼でしたが、そういう、プラッと出て行くのはオスが多いのでしょうか。でも、一匹だけで生きていくのは大変で、例えば獲物の狩をしているとそこを縄張りにしている他の狼の群れに見つかってボコボコにされて死んでしまったり、食べ物が無くて餓死してしまったりと、かなりの危険を伴います。

そのテレビの番組でも、その若い一匹狼が狩をしているとき、そこを縄張りにしている他の狼の群れに襲われて、やられて、ほうほうのていで逃げてました。でも、そのとき、何を思ったのか、その群れの中にいた一匹の若いメスの狼が、その狼の後を追って付いていくのです。そして、2匹は夫婦になりました。そこで、その一匹狼の旅は終わりました。2匹は子供を生んで、自分の家族を作るのです。一つの家族という「群れ」の誕生です。すごく印象に残った番組でした。

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