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2008年8月23日 (土)

パブコメで特許庁とやり取り

少し前、特許庁がホームページで「イノベーションと知財政策のための研究会」の参考にするので意見募集というパブリックコメントを出してましたので、それに応じて、メールで意見を出していました。

それで、最近、特許庁がそのパブコメの結果を公表していました。この報告書(・・・の考え方)です。

しかし、それを見たら、僕の意見が全く出ていません。無視されてました。それで、どうなっているのか、特許庁の担当の企画調査課に電話しました。

担当の男性は、最初は「関連性のない意見は・・・」と言ってました。それで、「関連性はありますよ。ちゃんと見てください」といって、メールの月日を言って、後で電話してくれと頼みました。

すると、後で電話があって、「確かに、メールをもらっていて、関連性はあります。ただ、今の研究会での議論とは方向性が違うので、載せませんでした。」といわれました。「えっ、そちらが意見を出してくれとホームページでいってたから、こっちは20分から30分くらいの時間と労力を使って意見を出したんですよ。それを役人が密室で握りつぶしていいんですか?」と本当は、こんなに丁寧な言い方ではなく、かなり怒って怒鳴りました。

しかし、こんなことを電話で言っても犬の遠吠えで、むこうは載せるつもりはないように感じたので、仕方ないなと思いながら、最後に、じゃあ、これだけでも聞いとくかと思って、「じゃあ、今回のパブリックコメントで、全体の意見が何件あって、僕のと同じように抹殺されたのがその中の何件なのかを教えてください」と言って、その数字を次の日に電話で教えてくれる、ということになりました。

すると、この質問はナイスだったようで、次の日、担当者が電話してきて、「ご指摘はごもっともですので、全ての意見の概略を載せるように、報告書を訂正します。」と言われました。

確かに、例えば100件中10件を役人が握りつぶしたとか、100件中50件を握りつぶしたとか、100件中90件を握りつぶしたとかの数字がでると、どういう数字だろうが問題になると思う。少なくとも関連性のある国民からの意見を役人が公開の裁判でもない密室で勝手に握りつぶすのは良くない。この担当者も、それが分かったので、態度を変えたのだろう。また、「関連性がない」という理由で握りつぶすのは良いと思うが、「方向性が違う」という理由で握りつぶすのは全くおかしい。それまで役所で気づいていない「新たな方向性」を知るためにこそ、パプコメはあるべきで、そういう、今までの議論の方向性と違う新たな方向性を示す意見をこそ、研究会の委員(識者など)に知らせたりホームページで公開すべきだろう。こういうことも、担当者に電話で話した。

でも、僕のようなタダの個人が電話しただけで、ここまで変わるのは驚いた(特許庁ホームページ上ではまだ報告書の内容は変わっていないようだが)。担当者からは、最後に、「今後ともご指導をよろしくお願いします。」と言われてしまった^^;

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