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2009年3月15日 (日)

セラミック粉で摩擦力を上げる制動装置の発明

日経ビジネス2009/3/16号の「営業運転、時速320km」の記事(137頁)に、JR東の新幹線500系に10年前から採用されている制動装置の技術が紹介されてて、なるほど! と思ったので、メモしておきたい。

2011年から東京~青森間を走る予定の新型の新幹線は時速320kmを予定しているらしいが、速く走るほど止まるまでの距離が長くなってしまう(安全性に問題がでる)のが課題だったらしい。

特に、鉄を素材とする車輪とレールとは、転がり抵抗を減らすために鏡面のように磨かれているため、急制動をかけて車輪が止まったとしてしも、氷の上を滑るように車両が進んでしまう恐れがある。

そこで、制動時だけ車輪とレールとの間の摩擦力を高める技術が発明されて実用化されている。それは、急制動をかけたときに車輪とレールとの間にセラミック粉を噴射して摩擦力を増やすというものだ。

もともとは、急勾配の路線を走る列車用に開発された技術らしい。確かに、急勾配などではズルズルと滑ってしまいそうで怖いと思うことがあるが、こういう技術が使われていたとは。

特許は誰かが取っているのだろうが、かなり基本的な発明だと思った。

自動車で雪道の道路を走るときでも使えそうだが、セラミック粉を撒き散らすため環境に問題もあるので、通常の道には使えないだろう。

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