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2009年5月31日 (日)

「小沢秘書は無罪」はネットではもう常識?

民主党の代表戦で岡田さんを支持した議員たち(95人くらい?)は、小沢さんは「ダーティー」だから検察に標的にされた、自分たちは「クリーン」だから大丈夫、と思っているのだろうか。でも、それは甘いと思う。

「クリーン」を「無罪」に置き換えてみれば分かる。「無罪」でも「クリーン」でも、検察から睨まれたら逮捕されるとしたら?

検察は、「クリーン」でも「無罪」でも、自分たちの都合で標的にした人間を逮捕・起訴することがある。前回の記事で引用したニューヨークタイムズ(2009/5/29)の記事でも、「小沢氏は、検察を含む官僚の削減を民主党の選挙公約としたために、検察によって選ばれた」という見方を紹介していた(民主党の保坂議員の言葉としてだが)。

だから、今回の西松事件は「検察権力(政権側)が野党第1党の党首を標的にした民主主義の危機だ」と捉えるのが、まともな感覚だと思う。

「クリーン」か「ダーティ」かなんて全く本質的な問題じゃない。これは「政治弾圧」で「民主主義の危機」なのだから、弾圧された民主党議員や野党議員は、「クリーン」な人も「ダーティ」な人も全員、検察に抗議しなくてはならないと思う。

小沢秘書は「無罪」なのに逮捕されて起訴までされた。

政治資金規正法は「献金(銀行振り込み)をした者」(今回の2つの政治団体)を収支報告書に記載するように定めているだけで、「背後で資金を拠出した者」(西松建設)を記載しろとは定めていない。小沢秘書は、この政治資金規正法の定めのとおり、「献金(銀行振り込み)をした者」として2つの政治団体の名前を記載したのだから、「虚偽記載」の事実は全く存在していない (むしろ「背後で資金を拠出しただけ」の「西松建設」の名前を記載していたら「虚偽記載」となってしまっていただろう)。

だから小沢秘書は裁判では無罪となるだろうが、これは既に法律専門家(弁護士や法律学者。但し検察だけは除く)の間では常識的見解だと思う。最近のネットのブログなどを見てても、「小沢秘書は無罪なのだから・・・」とか「小沢秘書が仮に無罪だとしても道義的責任は・・・」とかの言説が多いのをみると、「小沢秘書が無罪になるだろう」というのは、そろそろネット上では常識になりつつあるような気がする。

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