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2009年11月 1日 (日)

ハチャメチャな人(発明仲間)

僕が今までに大きな影響を受けた発明家は5人くらいなんだけど、その中の1人、Gさんには発明家の生き方や姿勢というようなものを教わった。

Gさんとはある会合で知り合ったが、そのとき僕は30代後半、Gさんは50歳くらいだった。今から15年以上前だ。

Gさんは、そのとき、発明を始めたのは数ヶ月前からだと言った。ちょうど数ヶ月前から持病の糖尿病が原因で急に視力が極端に落ちて土木設計の仕事が全く出来なくなったが、ちょうど視力が落ちたその頃から急にいろんな発明やアイデアがどんどん湧いてくるようになったと言っていた。

医者からは、このままいくと、数ヵ月後には全く見えなくなると言われていたらしいが、Gさんはすごく元気で威勢が良かった。

Gさんとはお互いに気が合ったのか、誘われて何度かGさんの事務所にもお邪魔した。事務所は、十数人以上は入りそうなただっ広い空間に、女性事務員が1人居るだけだった。多分、数ヶ月前から設計の仕事ができなくなって何人かのスタッフをリストラしたのだろう。

事務所もいつか閉めるのだろうとは思ったが、Gさんは意気軒昂という感じだった。仕事はなさそうで、事務員さんが暇そうにしてたけど、僕がいる間だけでも、生命保険会社の担当者と交渉というか担当者を怒鳴りつけてたり(眼の病気による保険金のことで揉めてたようだった)、個人的な友人が訪ねてきたりして、結構やることはあるようだった。

僕がGさんを見て印象的だったのは、50歳にもなって、こんな自由で型破りでハチャメチャな人が居るのか、ということだった。とにかく、話し方から、行動まで、何から何まで自由気まま、自分の思い通り、という感じだった。視力が極端に落ちてそのうち失明すると言われてても、前向きで積極的だった。

もちろん、悩みは深かったろうし、僕にそれを見せないだけだったかも知れないが。

Gさんとは発明とは関係なく付き合いたいと思っていたが、しばらく会えないままに事務所に行って見ると、出て行って、もぬけの殻になっていた。自宅の住所などは聞いてなかったので、連絡はとれず、今も消息は分からないままだ。

わずか数ヶ月の短い付き合いだったけど、発明家あるいは自由人の生き方というか、姿勢のようなものを教えてもらったと思う。

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