« 今回の代表選の結果は小沢さんにとってもベストでは | トップページ | 菅・改造内閣が発足 »

2010年9月17日 (金)

「国有財産の証券化」への批判

メールマガジン「大前研一ニュースの視点」で「国有財産の証券化」について述べられていた。以下に一部引用します。

「国有財産の証券化」は議論する価値すらない
(中略)小沢前幹事長は以前から「無利子国債」による財源捻出という、私にいわせれば「意味が分からない」政策を提案していました。

 「無利子国債を購入してくれたら、相続税を免除する」という形でお金持ちに国債を購入してもらおうという政策とのことでしたが、これは何の変化ももたらしません。

 そもそも現在の国債は主に「郵貯」「銀行預金」を通じて買い支えられていますから、国債購入の手段が「間接的」から「直接的」に変わるだけだからです。

 今回提案している「国有財産の証券化」による政策財源を捻出するという方法は、この「無利子国債」よりもさらに「意味不明な政策」だと私は思います。

 そもそも「国債とは国有財産を証券化したもの」です。国に万一の事態が発生したときには、国有財産を売却してでも返済に充てるという意味を持っています。

 この上さらに「国有財産を証券化して」「国債とは別の形」で販売するとなると、一体どちらの優先順位が高いのか?と問いたくなります。

 日本が債務不履行に陥った場合、どちらが優先されるのでしょうか?
 当然、「国債」が優位であるべきでしょう。

 しかしここで矛盾が生じてしまいます。国債によって「理論的」には抵当に入っているはずの国有財産を別の形で証券化し、それを国債の抵当としては認められないとすれば、その時点で日本国債は暴落してしまうでしょう。

 分かりやすく言えば、「金目になるもの」だけを国債ではない形で証券化してしまうので、国債の担保には「値打ちのないもの」しか残らないということです。

 国債とは、国の財産であり将来の税収を裏づけに発行されるものです。
 もし小沢前幹事長が言うように「証券化」を進めたとして、国債の不履行という事態になったら、小沢前幹事長はどうするつもりなのでしょうか?(後略)

今回の代表選、小沢さんが政策について雄弁に語ったのは良かった。ただ、いろいろ、内容について批判もでている。小沢さんは、今後、これらの批判を参考にして、政策を練っていってほしい。

|

« 今回の代表選の結果は小沢さんにとってもベストでは | トップページ | 菅・改造内閣が発足 »

雑談(政治関係)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/510700/49474777

この記事へのトラックバック一覧です: 「国有財産の証券化」への批判:

« 今回の代表選の結果は小沢さんにとってもベストでは | トップページ | 菅・改造内閣が発足 »