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2010年9月26日 (日)

FD改竄した検事の上司の犯人隠避罪の成否について

FDを改竄した検事の上司の犯人隠避罪の成否について、読売新聞が良い記事を書いていますので、一部引用しておきます。この事件の発端は朝日のスクープでしたが、その後は読売が良い記事を書いてるなという印象です。

もし上司を犯人隠避罪に問えない場合は、三井環さんが既にされている、国会内の検察官適格審査会への審査申立てが大きな意味を持ってくると思います。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100925-OYO1T00626.htm

犯人隠避罪は2年以下の懲役または20万円以下の罰金。罰金刑以上の犯人をかくまったり逃走を支援したりする行為が該当する。ただ、逮捕権を持つ警察官や検察官らは、犯人をわざと見逃しただけで成立する。(中略)

 これに対し、前田容疑者の事件では、地検はFDを還付先から取り寄せてすらいない。今春の異動では、前田容疑者を特捜部の検事で唯一残留させ、逃がそうとした形跡もない。

 さらに同罪の適用には、相手が犯罪を犯したとの認識が必要だ。佐賀前副部長は同僚検事らから「時限爆弾」発言を聞いたが、「意味がわからなかった」と周囲に語っている。大坪前部長は発言を聞いていない、と最高検に説明したという。

 ある検察幹部は「それぞれが受けた報告が犯罪の疑いを持てるだけのものだったかどうかが、処分の軽重を左右する」とみる。(中略)

 田和俊輔・鳥取大名誉教授(刑事訴訟法)の話「疑惑がありながら放置したことは、犯人隠避にあたると指摘されてもやむを得ない行為だが、大坪前部長らは前田容疑者の行為を過失と認識していたと主張しており、実際に刑事的な責任が問えるかは微妙だ。(後略)」

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