大津イジメ問題(教師の「暴行の幇助犯」性)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000439-yom-soci
大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、文部科学省では、滋賀県警による中学校などの捜索が報じられると、担当する児童生徒課から「強制捜査に踏み切るとは予測もしていなかった」など驚きの声があがった。
「驚きの声」というように、今回の滋賀県警による学校と教委への強制捜査については、学校に強制捜査が入ることは望ましくないというニュアンスの意見もある。
しかし、この大津のイジメ自殺問題の中に、教師などの「暴行の幇助犯」の可能性があるとすれば学校や教委への強制捜査は当然だ。
もし学校の教師がイジメ(暴行)を「見て見ぬふり」をしていたなら、暴行の幇助犯、場合により共謀共同正犯が成立する可能性がある。
もし教育委員会が「見て見ぬふり」を教師に指導していたなら、教委の職員について暴行の幇助犯が成立する可能性もある。
もし学校や教育委員会がそのような犯罪を犯していたなら、自ら正直に資料などを警察に提供する可能性はない。
だから、今回、滋賀県警が学校や教育委員会に強制捜査したことは、十分な合理性と必要性がある。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
最近のコメント