年と独創性とやる気
「日経エレクトロニクス」を購読してるのだけど、その2008/10/20号に、慶応大学理工学部大学院の中村維男教授が出てました。
この人は64歳なのだけど、「これからが研究者人生の華」で、(今のプログラム型の)ノイマン型コンピュータをひっくり返したいと言っていた。
この教授によると、独創性は知識と経験の組み合わせにより生まれる(発明と同じだ)が、年を取るほど知識と経験は豊富になるので独創性に有利なはずだ、とのこと。
脳科学者の茂木健一郎さんも、「やる気がある人なら、年を取るほど頭は冴える」と言われているそうです。
要は、「やる気」だということです。
この中村教授は、自分は普通の人とはやる気が10倍くらい違う、と自分で言っていた。
確かに、自分や周りを見てて、年をとると、働くのに疲れてきたとか、自分の限界とか諦めることが多くなったとかで、性格が丸くなって、「やる気」がなくなる、というのはある。それが独創性が無くなったり発明が出なくなったりする原因なのかも。
まあ、やる気を無くして丸い人生を送るのも幸せな老後なのだろうし、その方が良いのかなとも思うけど、何とか「やる気」を出して、(上の中村教授は人生で何回目かの花をこれから咲かそうというのだろうけど、)僕も人生で一回くらい、花を咲かせたいと思います。
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