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2012年5月12日 (土)

サムスン電子を米国で訴えた個人発明家からのメール(日本の個人発明家が米国でサムスン電子を相手に特許侵害訴訟を提起)

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1335628913/

 

「日本人の個人発明家が、放電管用インバータ回路に関する米国特許を侵害されたとして、韓国サムスン電子を4月10日付けで米テキサス州西部連邦地裁に提訴したことが明らかになった。訴えたのは、個人発明家でネオテス代表取締役の牛嶋昌和氏で、サムスン電子のLCDモニタのバックライト用冷陰極管の駆動に用いられているインバータ回路が、同氏のUSP5,495,405「INVERTER CIRCUIT FOR USE WITH DISCHAGE TUBE」を侵害しているとして、侵害の製品の差止めと 損害賠償を求めている。」

 

世の中は広いもので、個人でも米国特許を取って米国で特許訴訟する人もいるのですね。

 

僕には無理ですが、これから出願する個人発明家などは、米国特許を取って勝負ということも考えるべきでしょうね。米国には、特許管理会社、成功報酬弁護士、テキサス州東部地区連邦地方裁判所(世界一「有利な裁判所」を求めて特許訴訟でにぎわう人口2万5千の町(asahi.com2010年11月30日))、個人発明家を尊重する土壌など、個人発明家がビジネスや訴訟を大企業と対等に行なえるインフラが整っていますので。

 

僕の特許は全て日本だけなので、実は、上記の記事は数日前から知っていたのですが、そのときは、僕は米国特許訴訟に詳しくないし、特にこのブログで書くこともないかなぁと思っていました。

 

そしたら、昨日、この記事の米国特許訴訟を起こした個人発明家の方からメールを頂きまして、それで少し取り上げておこうと思いました。

 

この方は、このブログを以前から見て頂いていたようで、このブログの「発明と特許を武器に世の中に切り込み、野良犬のようなちっぽけな個人でも大企業・大組織と戦って勝てるんだという実例を作っていく」という目標に共感して頂いていたようで、大変嬉しく思います。

 

追記:タイトルを少し変えました。

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