発明の歴史(日経ビジネスの記事より)
日経ビジネス2009/3/30号に「ポール・ケネディ 米エール大学教授が語る イノベーションの本質と日本の強み」という記事があり、その中に主な産業界の革新(及び経済・経済学の革新)の年表が出ていたので、一部を要約してメモしておきたい。
1760年代 ・英国で産業革命が始まる。・ワット(英)の蒸気機関
1770年代 ・アークライト(英)の水力紡績機 ・アダム・スミス(英)「国富論」(労働が富の源泉)
1830年代 ・ピクシー(仏)が世界初の機械式発電機を製作
1850年代 ・ベッセマー(英)がそれまでよりも硬く強い鉄鋼を生産できるベッセマー製鋼法を発明
1860年代 ・ノーベル(スウェーデン)がダイナマイトを発明
1870年代 ・第2次産業革命(重化学工業の発展) ・ベル(米)が電話機を発明 ・エジソン(米)が白熱電球を発明 ・マルクス(独)「資本論」
1900年代 ・米フォード・モーがT型フォード発売
1910年代 ・第1次大戦
1920年代 ・1929年、ニューヨーク株式市場で大暴落、世界恐慌へ
1930年代 ・ケインズ(米)「雇用・利子及び貨幣の一般理論」 ・ハーン(独)が核分裂を発見 ・世界初の電子計算機「ABC」(米) ・第2次世界大戦勃発
1940年代 ・シュンペーター(オーストリア)「資本主義・社会主義・民主主義」(創造的破壊) ・米国が原子爆弾を製造し広島・長崎に投下、終戦
1950年代 ・米テキサス・インスツルメンツ(発明者:キルビー)がIC(集積回路)を発明
1960年代 ・フリードマン(米)がマネタリズム確立 ・東京オリンピック ・米の大学でネットワーク運用開始(インターネットの前身) ・アポロ11号月面着陸
1970年代 ・電子メール登場 ・日清食品が世界初の「カップ麺」発売 ・第1次石油ショック ・ブラック・ショールズ方程式(金融派生商品の価格決定) ・米アップル「アップルⅡ」発売 ・ソニー「ウォークマン」1号機を発売
1980年代 ・プラザ合意(1985) ・ベルリンの壁崩壊(1989)
1990年代 ・米でWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)閲覧ソフト「モザイク」登場
2000年代 ・ホンダが本格的な2足歩行ロボット「ASIMO」を発表 ・米国同時多発テロ(2001) ・サブプライムローン危機(2008)
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